AOS日本の皆様
AOS津波基金の支援者の皆様
2012.6.13 から14日の 岩手県漁師さんのこども達及び、陸前高田市の支援について報告させていただきます。
3月岩手漁民組合との支援についての話では船のモーター(3-4台)、漁民組合と子ども達への希望がありました。その後対象者になる人数が少なくなるのでそれよりは漁業に戻られなくて収入がなくて子供を抱えている家庭を優先的に支援した方がよいと漁師さんたちで決めました。中学生以下の漁師さんの子ども最初は200人くらいになるだろうと予想したが実際に漁師さんたちが集めて作って下さった名簿には320名になりました。それでは一人当たりの金額が少なさすぎると言うことで漁民組合への支援もやめて、子どもに回してもらいたいと漁師さんたちからの提案がありました。そのような提案を司教さんと相談し今回残りの基金と事務局からの支援でAOS津波基金3,200,000円をお伝えいたしました。
6月13日山田町にある福祉施設に山田町、大槌、船越湾、広田、越喜来、釜石等の代表漁師さんが集まって下さり、お金を分配し、みなさんの地域に戻りAOSの代わりにお金を子ども達に配って下さることになりました。難民移住移動者事務局の封筒とAOS津波基金の紹介を書いた手紙も一緒に配られることになりました。漁師さんの中には対象者にならないし、奥さんの病気で病院の送り迎えが会ったにも関わらず、少しでも他の方に役立ちたいと言う気持ちで面倒なことを受け入れて下さった方がいらっしゃいました。
皆さんは生活が困っている漁師さんたちがいでも漁業組合もやってくれないことをしてくれたと何回も感謝の挨拶をしてくださいました。
漁師さんの家族の子供たちをお会いして話ができました。一家族は仮設に住んでいるお爺さんとおばあさんとその孫、
もうひと家族は子供4人を持っている家族で船を失ったそうです。
先月に支援した陸前高田のミサンガチームのプレハブを訪問しました。
プレハブの壁は白い紙や床はビニルシートを費用節約のため女性たち力で張ったそうです。看板や物置等も手作りでした。まだ水道と電気が通ってなくて、工事を依頼し6月末には通る予定で、太陽パンネールで蛍光灯1個とパソコンを使える電力はある。
魚の加工食品は別のミサンガチームがまだ準備中なのであり、他の品物は手作りのハンガータオルや、ヘアーピン、食器、カバンなどが置いてありました。今後は手作りのカンバン等を予定しています。場所は海に近い、周りには殆ど何もない所で、売上はまたよくないですが、女性たちの仕事を増やすため、商品開発や家でできるパソコン入力作業も計画してました。それはボランティアで来た印刷会社の方にお願いして開拓したそうです。ただ、まずは女性たちのパソコンの勉強が先でプレハブの中で教育する計画している、それとノートパソコンがまだなくて、それも課題であると言ってました。プレハブはボランティアや漁師さんが集まる場所であり、地域住民が来て生活の相談もしているそうです。
また多くの女性を雇える状態ではないが徐々に仕事を増やしたり、補助金など使える制度の情報をあつめ、利用しながらより多くの女性たちに仕事場を提供したいとリーダーの方が言ってました。特にリーダーの方の収入が少ない状況で夏からは港でのアワビ処理の仕事をしなくてはならないが、今の仕事が楽しいといいながら希望と意欲が満ちていました。
私の個人的な考えですが、みなさんがせっかく作った物が売れればと思います。今思っているのは もし教会のバザーで売るのはどうかということです。 陸前高田の女性が作ったタオル(300円)の写真をお送りいたします。皆さんのご協力お願いいたします。
金スンホ
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